lifelike wedance.jp

2010第二回
コンテンポラリーダンスのアーティストが一堂に集うフォーラム

We dance
映像企画

待合室の映像企画「みんなのWe dance」

2/13・2/14 終日 |1号室|企画:木野彩子、家所辰顕

映像でもWe dance!という企画に、国内外から多くのご応募をいただきました。ありがとうございました。
昨年度の「We dance」上演記録も含め、国内外で活動する35組のアーティストのダンスを映像でご覧いただきます。ぜひお立ち寄りください。

【上映プログラム】

 

A. 海外で活動するアーティスト編

ハイネ・ロズダル・アヴダル+篠崎由紀子 作品ダイジェスト(15分)   ベルギー
大歳芽里      「Hello World!」(3分)「Mahtab」(6分)     公募:フランス
加藤文子      「Born-答えへの返答」(11分24秒)       公募:アメリカ
福原隆造      「Gecko Dance」(15分)            公募:スロベニア

B. 国内のダンス編 01

エノモトユキ    「ひだまり」(6分25秒)            公募
MOKK        ノンタイトル(18分)            公募
Junko Okuda     「透tou」(18分)               公募
秦真紀子      「Co-Re-Color」(17分)            公募

C. 国内のダンス編 02

藤原治+中村蓉   「ビルディング」(13分30秒)         公募
うえだななこ    「[f.ex]」(25分)              公募
荒木志水      「満月がなりやまない」(17分36秒)      公募
鍵田真由美+佐藤浩希 ダイジェスト(4分23秒)            公募

D. 国内のダンス編 03 (トークあり)

大川原亮      「アニマルダンス」(5分30秒)  ※13日・14日
中田彩郁      「コルネリス」(3分18秒)    ※13日・14日のみトーク
石川勇太      「Time difference」(30分)
             ※13日 公募 AAS grow up!! Dance プロジェクト参加作品
マトロン      「黒沢美香&ダンサーズ ダンス☆ショー」(8分)※13日 公募
JOU        「浅草ダンスビデオ」(13分11秒) ※14日トーク  公募

E. 国内のダンス編 04 
   アヴィニョンアイカワコレクション2010

照明家アイカワマサアキが手がけた若手振付家による舞台の抜粋集(60分)
市川淳一      「Someday My Prince Will Come」
斎藤麻里子     「常夏タンゴ」
宮下恵美子の仮想ダンスカンパニーアトリウム    「Ta」
Yummydance 得居幸    「Scratch」
ゆうがほきらら   「ヒロシマレクイエム 天と地に舞う」
尹明希(ユン・ミョンヒ)   「外出」
澤田有紀      「冬の山」
藤木恵子      「船の底にこびりついた泥の告白/美人」

F. 昨年度の「We dance」上演記録 01
   1日目 (2009.1/31)

一般公募プログラム: 00(オゥオゥ)/CI部/オドレバ企画/森田恭章(44分)
澤田有紀      「図」(29分)
スカンク      「振付家、演出家、音楽家、映像作家による共同作業とショーイング」(38分) 

G. 昨年度の「We dance」上演記録 02
   2日目 (2009.2/1)

大倉摩矢子     「ぼくらはみんな生きている」(32分)
中村恩恵      「Thousand way of kneeling」(冒頭25分)
岡田智代 遠距離文通ダンス     「ん、または、す」(28分35秒)
きたまり      「女生徒」(14分)

  12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00
2/13 A B C FF E D A
2/14 E A B GG C D A

【プロフィール】

ハイネ・ロズダル・アヴダル Heine Røsdal Avdal

振付家・ダンサー

ノルウェー出身。オスロとブリュッセルを拠点に活動中。舞台を成立させる為のすべての要素を同等に扱いながらの作品創りを模索し、ダンス作品と平行して、ビデオ作品やインスタレーションも制作・発表している。deepblueのコアメンバーでもある。www.deepblue.be

篠崎由紀子 Yukiko Shinozaki

振付家・ダンサー

東京都出身。他者とのコラボレ−ションを通して生じる偶発的な創作過程を糧に活動を続けている。ポートランド州立大学でコンテンポラリーダンスと心理学を学んだのち、ニューヨークでフリーダンサーとして活躍。1997年よりブリュッセル在住。deepblueのコアメンバー。www.deepblue.be

大川原亮 Ryo Ookawara

1986年横浜市生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。奥田昌輝、小川雄太郎との合作『オーケストラ』が、2008年飛騨メルヘンアニメコンテスト優秀賞受賞、09年第12回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査員会推薦選出、第6回テヘラン国際アニメーション映画祭ノミネート、東京国際アニメフェア2009東京アニメアワード公募部門入選、アヌシー国際アニメーション映画祭2009学生部門ノミネートなど、高く評価されている。現在、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻在学中。

中田彩郁 Ayaka Nakata

アニメーション作家

1983年埼玉県出身。東京造形大学造形学部デザイン学科アニメーション専攻卒業。現在はCMアニメーション制作会社に就職し、そのかたわら作品制作を続けている。『コルネリス』がHe Art2008 長崎水辺の映像祭ゴールドドラゴン賞,東京国際アニメフェア2009公募部門特別賞受賞。代表作は他に『舌打ち鳥が鳴いた日』『おばあちゃんの作業部屋』など。ayakanakata.net

荒木志水 Shizu Araki

2002年から舞踏家 福原哲郎に師事し「東京スペースダンス」へ参加。03年 「伊藤キム+輝く未来」にダンサーとして参加。同年ソロ活動を開始。2006年高野美和子主催「Time and Locus」にダンサーとして参加。2007年「輝く未来」所属。2008年「伊藤キム+輝く未来」イギリスツアー、「ダンス白州」参加。2009年「BABY-Q」出演。電子音響家 柳本和宏とのユニット「 lente. 」結成。作品に『まどろんだ海』『NERVOUSの着替え』『ロゼット』『シンドウトオン』『満月がなりやまない』などがある。

石川勇太 Yuta Ishikawa

振付家・ダンサー

1983年東京都生まれ。青年団などの作品に役者として活動後、コンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。新潟市民文化会館りゅーとぴあ専属ダンスカンパニーNoismにて『TRIPLE VISION』『NINA-materialize sacrifice-』北南米・モスクワツアー『PLAY 2 PLAY干渉する次元』等に出演。その後、珍しいキノコ舞踊団に在籍。また「e.g.MILK」主宰し、『opaqueness』『ひとさじ』『Time difference』等を発表。現在、フランス在住。centre de developpement choregraphiqueにて研鑽。それとは別にcie samuel matheu「Generic-X」ツアーに参加中。

うえだななこ Nanako Ueda

ダンサー・振付家

19歳で渡米後、NYでダンスを模索しながら自身の作品の発表をはじめる。帰国後、日本各地のダンスフェスティバルで作品を発表。2009年「第3回世界デルフィックゲーム〈ダンス即興部門〉」にて銅メダル受賞。同年「ソウル国際振付けフェスティバル」にて5位・Nowon Theater Prize受賞。2010夏、韓国公演予定。

エノモトユキ Yuki Enomoto

ダンサー・振付家

幼少よりモダンダンスを始め、2000年にアメリカ・シアトルへ渡米。現地で20以上の作品で踊り、2004年CSDGのダンサーとなる。日本へ帰国後もシアトルでの活動を定期的に継続し、また、ダンスフィルムの制作を始める。2008年danceWEBの奨学金で2ヶ月間ウィーンへ滞在。『running (2005年) 』はネクスト・モーメント(会場:Up Link)・New Dance Cinema (シアトル)で上映。

大歳芽里 Meri Otoshi

ボディアーティスト

昭和音楽芸術学院バレエ科卒業。ストリート・ジャズを都内クラブ、イベント、CM、ショークラブなどで踊る。ミュージシャン、歌手、劇団、ヴィジュアルアーティスト等と共演を重ね、2005年より南アフリカの振付家ヴィンセント マンソーの作品「Men-jaro」の海外公演ツアーに参加。2008年フランスのアンジェ国立現代舞踊センター、振付コースに入る。自身の映像作品が5カ国で上映される。ポンピドゥセンター、アンジェ美術館等にてダンス作品を発表。不条理ダンス、純粋ムーヴメントに関心があり、身近なところにダンスを広げたいと考えている。kiwameri.oiran.org

鍵田真由美・佐藤浩希 Mayumi Kagita + Hiroki Sato

フラメンコ舞踊家・振付家・演出家/ARTE Y SOLERA 主宰

2001年の初演の『FLAMENCO曽根崎心中』で注目され(芸術祭優秀賞)、2004年同作品でフラメンコの祭典「フェスティバル・デ・ヘレス」にスペイン国外のカンパニーとして初めて正式招待され、地元観衆を圧倒。同年『ARTE Y SOLERA 歓喜』で文化庁芸術祭大賞。2008年、自主企画によるライブシリーズ”desnudo”を立ち上げ、フラメンコの精神を踏まえつつ、新しいかたちを展開中。www.arte-y-solera.com

加藤文子 Ayako Kato

舞踊家・振付家/「Art Union 人間風景」主宰

横浜生まれ。現在米国シカゴ在住。1998年より「Art Union 人間風景」をダブルベース奏者ジェイソン・レブキと共に主宰。音楽とダンスの共同制作を軸に、異なる文化やジャンルのアーティスト達とのコラボレーションを企画。米国、日本、ヨーロッパ各地で公演。2007年「Chicago Dancemakers Forum」ラボ・アーティスト・アワード受賞。2007-2008年Corosscut Projectより助成を受けて即興の音と動きの実験・発表を行い、2009年1月日本ツアー。2010年7月杉並公会堂にて新作公演予定。www.artunionhumanscape.net

秦真紀子 Makiko Hata

振付家・ダンサー

20才頃より踊り始める。Field Work参加をきっかけにソロ創作活動開始。ふわふわ、ぐにゅぐにゅ…柔らかい身体と独自の言葉で擬音語ダンスを展開中。丁寧に繊細に動きを淡々と静かに積み上げる透明感のあるダンスを目指す。「ダンスが見たい新人シリーズ 5〜7」「畳半畳 vol.4〜11」等、参加。小空間やギャラリーでソロダンスを公演する一方、集団即興パフォーマンスへの参加、音楽家・映像・詩人等さまざまなジャンルの表現者とのコラボにも参加。2008年よりダンス、音楽、写真のスライド上映によるパフォーマンス・ユニット「Aryukue」を結成し活動中。

福原隆造 Ryuzo Fukuhara

ダンサー・振付家

1987年より舞踊活動に入る。1991年〜1993年田中泯主宰「舞塾」のダンサーとして活動。1998年フランス「セーヌ・サンドニ県国際振付コンクール(旧バニョレ振付賞)」にノミネート、ジャパンプラットフォームにて公演。2000年よりアジア、ヨーロッパ、USAにおいて多数公演。2006年「MASDANZA - International Contemporary Dance Festival of Canary Islands」(カナリア諸島、スペイン)においてソロダンス部門第2位受賞。2010年ベネツィア・ビエンナーレ・ダンス・エデュケイション・プロジェクト<Degree Zero>、ダンス・マスタークラス講師として招聘。ryuzodance.exblog.jp

藤原治+中村蓉 Osamu Fujiwara+Yo Nakamura

2年位前に初めて会う。その間に藤原はNibroll、マドモアゼル・シネマ、山田うんの作品で踊る。中村はカンパニー・デラシネラのアシスタント、小野寺修二振付の演劇、近藤良平演出リンゴ企画09で踊る。昨年セッションハウス“ダンス花”で初デュオ。背が普通より高い以外は普通の男と女です。

Junko Okuda

空間立ち上げ系ダンサー・振付家

人の感覚の扉を開くものとして 作品作り、ダンス ライヴ アートイベント企画を行っている。2001年よりソロ公演を行い、国内外で発表。 美術館、ギャラリーでは、観客移動型、知覚体験型の作品上演など観客との距離を楽しんでいる。生きるのに必要なのはワクワク。今興味があるのは、今の子供達に何を用意してあげられるか? www.junkookuda.com

マトロン

過去それなりに、ダンサーとして活動。2003年度フランス政府給費留学生としてパリで学ぶ。2005年度文化庁派遣研修員としてTrisha Brown Studioにて研修を最後に、映像(写真)の道へ転身。最近は、伝説の写真家:中平卓馬氏の撮影助手などしている。上映作品は、過去5年間、黒沢美香氏を定点観測的に捉えた映像の一部。「映画」としてまとめるべく、現在プロデューサー募集中。

JOU(じょう)

コンテンポラリーダンサー・振付家

1990年代をアメリカ、マレーシアで活動後、2000年より東京を拠点に国内外で活動中。洞察に富んだ、しなやかで軽やかな動きを特徴とする踊り手であるだけでなく、柔軟な発想力を持ち、身体表現の立場から、様々な分野の専門家との恊働、教育、地域活性などにも取り組み、評価を得ている。2008「Seoul International Choreography Festival」にて外国人振付家特別賞受賞。平成20年度台東区芸術文化支援制度対象事業として、『浅草ダンスビデオ』を製作。「Odorujou時々」主宰。公開web日記執筆中。odorujou.net

MOKK (モック)

村本すみれを中心にスタッフで構成し「劇場機構にとどまらない空間からの発信」を軸としたダンスプロジェクト。2007年より本格的に始動し「---frieg」(2007)、「ましろ」(2008)や映像作品、実験企画など多数発表。廃校の体育館、ビル、神社、古民家など既存の生活空間から劇世界へ誘う演出・振付は、劇場では作り出せないよりリアルな非日常を生み出す。2010年6月に新作本公演を予定。 www.mokk.cc